野辺山 コミミズク撮影

コミミズク写真
雪降る静かな雪原を一羽のコミミズクが飛翔する。その姿はいつ見ても幻想的だ。

毎冬、八ヶ岳山麓は冬鳥コミミズクの数羽が渡来し、原野が白い雪原に変わり雪深くなるころまで八ヶ岳を背景に幻想的な飛翔をみせてくれる。厳冬を迎えるころには繁殖に入る前のフクロウの数羽も仲間入りして山麓はフクロウファンで賑わう。氷点下の中、多くの人が今か今かと幻想的なコミミズクの飛翔を待ちわびます。コミミズクの顔はとても特徴がある。らんらんと黄金の輝きを放つ瞳のまわりは、黒い隈の縁取りが入る。まるで歌舞伎役者のようにでもあり、凄みのあるビジュアル系ロックバンドのようだ。人気の秘密はその可愛いキャラクター性と美しい飛翔姿。フクロウファンにとってとても楽しみなシーズンがやってきた。

コミミズク写真
白い翼を水平に保ち、ゆっくりと滑翔する。
コミミズク写真
2014年2月14日大雪を迎えた。朝から降り続く行く。枯れ枝に1時間ほどたたずむ。音も無く飛び去ると雪の中に消えていった。
コミミズク写真
雪の下に小動物の気配を感じたのか、幾度も頸を傾けていた。